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皮膚の構造とは?

皮膚を構成する3つの層があり、生命を維持するうえで非常に大事な役割を果たしている。まずは表皮。これは皮膚の外側にあり、ハリやなめらかさなどの肌の質感や美しさを左右する部分である。厚さはわずか0.2㎜以下だが、外界からの異物の侵入と体内からの水分の蒸散を防いでくれる。次に真皮、これは表皮の内側にある皮膚の本体とも言える層で、物理的な衝撃から体を守ってくれる。部位によって異なるが厚さは1~1.5㎜で、主にコラーゲンとエラスチンから出来ている。そのまわりには真皮内の水分を保ち、ヒアルロン酸などのゲル状の物質で埋め尽くされている。そして皮下組織は皮膚の一番内側にあり、多量の皮下脂肪が蓄えられている。体の部位や年齢、性別によって違いがあるが、外部からのショックから体を守る役割と、体温の発散を防ぐ役割がある。皮下組織は脂肪の形で蓄えられている。

顔だけではなく、頭や体すべてにつながっている。

皮膚は身近な存在であるが、その構造を理解している人が結構少ない方が多い。皮膚の役割は、外部との境界にあり、紫外線などの有害物質や病原菌の侵入を防ぎ、体を守るのが大事になる。体温調節や皮脂の分泌に役立っており、体内環境を一定に保つことができる。また、張り巡らされた神経が、触覚や痛覚などを通して外部の情報を脳に伝える役割がある。

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